Japanese
Title2-サイトイムノラジオメトリックアッセイ (サンドイッチ法) における平衡論的取扱い (その2) - 平衡論的な標準曲線およびその感度について -
Subtitleノート
Authors池田勲夫*, 関口潔*, 飯沼一茂*, 高井優*, 武田克道*, 熊谷保之*, 倉田邦夫*
Authors(kana)
Organization*ダイナボットラジオアイソトープ研究所
Journal核医学
Volume20
Number5
Page723-731
Year/Month1983/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」ラジオイムノアッセイ (RIA) の平衡論的取扱いについては, Berson & Yalowをはじめとして, Ekins, Rodbardらによって詳細に解析されている. 一方, 2-サイトイムノラジオメトリックアッセイ法 (サンドイッチ法) については, Rodbard & Feldmanらによって反応速度論的な解析がされているにすぎず, 平衡論的な観点からみた解析はほとんどない. そこで著者らは, サンドイッチ法における種々の現象を解明することを目的として平衡論的な解析を行うことにし, まず平衡論的概念を簡略化するために, 固相化抗体と抗原との反応が完全に進行する, すなわちその平衡定数K1=∞であるという条件下で解析を行い, その結果について前報で報告した. そこで得られた平衡論的標準曲線 はK1=∞という条件下であるため, 現実に描かれているそれとは若干異なるものではあったが, サンドイッチ法における標準曲線の骨子としては 十分なものであった.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadioimmunoassay, 2-site immunoradiometric assay, Equilibrium constant, Sensitivity

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