| Japanese | |
|---|---|
| Title | ファデバスフェリチンプリストキットによる血清フェリチン測定の検討 |
| Subtitle | ノート |
| Authors | 佐藤邦夫*, 出村博*, 藤野信之**, 中西敏己***, 山縣淳**** |
| Authors(kana) | |
| Organization | *東京女子医科大学病院ラジオアッセイ検査科, **消化器内科, ***消化器生理検査室, ****腎臓外科 |
| Journal | 核医学 |
| Volume | 20 |
| Number | 5 |
| Page | 713-722 |
| Year/Month | 1983/6 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本核医学会 |
| Abstract | 「I. 緒言」生体の鉄は大部分がHbとして存在するが, 20〜30%は貯蔵鉄の形でフェリチンとして存在する. フェリチンは分子量45万のアポフェリチン蛋白がProtein shellとして鉄のミセルをとり囲む球状の鉄貯蔵蛋白であり, 肝, 脾, 十二指腸, 心, 腎, 胎盤, 骨髄など広く分布している. 正常人の血清にはじめてフェリチンを証明したのは1972年Addisonらであり, 彼らのimmunoradiometric assay法により今日の発展をみるにいたった. 以来多くの測定法が開発され, 種々の報告がなされているが, 血中フェリチンの値の各種疾患に対する特異性, 有効性に関する報告は比較的少ないのが現状のように思われる. 今回われわれはPhadebas Ferritin PRIST(R) (シオノギ) を試用する機会を得たので, 特異性, 有効性を含め, その基礎的検討の結果と臨床成績について報告する. |
| Practice | 臨床医学：一般 |
| Keywords | Serum Ferritin, Kidny Transplantation, Phadebas Ferritin PRIST(R) Kit |