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Title | 座長のまとめ P. ECT・サイクロトロン |
Subtitle | 第22回 日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 向井孝夫, 三枝健二, 田中栄一, 野原功全, 野崎正, 飯尾正明, 松澤大樹 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 20 |
Number | 4 |
Page | 466-468 |
Year/Month | 1983/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (416-420)SPECTは広い実用段階に入っているが, 本セッションでは基礎的な問題点の検討を中心に報告された. 谷崎(信大)らは頭部のSPECT専用機(Tomomatic 64)の感度, 分解能, フィルター, 吸収補正効果などをファントムにより検討し, また, 臨床使用経験を報告した. 133Xeガスの吸入法による脳血流量ECTが同時に3スライス得られ, 多少の虚像や雑音は見られるが, rCBF測定の有力な専用機と思われた. 田中(放医研)はSPECTでもっとも問題となっている吸収補正の新しい方法を提案した. 投影データを任意の座標原点を通る面で規格化し, 変形した重畳積分を行い, ある重みをつけて逆投影する方法であり, シミュレーション実験により検討された. 結果は良好であり, 互いに反対方向の投影データのうち, 近い方に大きく重みづけするため散乱線の影響が少なく, 吸収, 散乱とも改良され, しかも比較的簡単に実行しうるので, 今までに見られない実用的で有効な補正法と思われた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |