Japanese | |
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Title | 99mTc-N-pyridoxyl-5-methyltryptophan (PMT) 肝胆道シンチグラフィの臨床的有用性 |
Subtitle | ノート |
Authors | 油野民雄*, 大口学*, 桑島章*, 利波紀久*, 久田欣一* |
Authors(kana) | |
Organization | *金沢大学医学部核医学教室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 20 |
Number | 3 |
Page | 353-361 |
Year/Month | 1983/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 CTや超音波など新しい診断技術の登場・普及により, 閉塞性黄疸の鑑別という点ではやや診断的意義が薄らいだ観があるものの, 核医学診断法である肝胆道シンチグラフィは, 機能的形態的画像診断法という他の診断法で得られない特質を活かして, Table 1 に示すがごとく, 閉塞性黄疸の評価以外, 種々の臨床上の適応項目を有する. 肝胆道シンチグラフィ用放射性医薬品としては, 従来, 131I-ローズベンガル, 131I-BSPの 131I 標識化合物が用いられたが, 近年では, 被験者への被曝が軽減され, かつより鮮明な画像が得られる99mTc標識化合物が専ら用いられるようになった. 肝胆道シンチグラフィ用放射性医薬品を考慮する場合, 血中から肝への移行が速やかであり, 肝摂取率が高く, 肝から胆汁中への移行が速やかであり, 尿中排泄率が低く, かつ胆汁中への排泄の際ビリルビンと拮抗されにくいこと, すなわち血中ビリルビンが高値を示す場合でも比較的良好に胆汁中に排泄されることなど, 諸条件を満足することが理想的肝胆道系放射性医薬品とされている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 99mTc-N-pyridoxyl-5-methyltryptophan (PMT), Hepatobiliary Scintigraphy, Hepatobiliary Disease |