Japanese | |
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Title | アマレックスTSHキットによる血中TSH濃度測定法の基礎的ならびに臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 伴良雄*, 田上光益*, 飯野史郎* |
Authors(kana) | |
Organization | *昭和大学藤が丘病院内科内分泌代謝科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 20 |
Number | 2 |
Page | 223-230 |
Year/Month | 1983/3 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」甲状腺刺激ホルモン (TSH) は, 視床下部から分泌されるTSH分泌ホルモン (TRH) によって刺激を受け, 下垂体前葉より分泌され, 甲状腺を刺激し, 甲状腺ホルモンの合成, 分泌を調節する. またTRHおよびTSHの分泌は, 血中甲状腺ホルモンによるnegative feed backによって調節されている. したがって, 血中TSH濃度の測定は, 甲状腺機能の把握の上できわめて重要である. Radioimmunoassay (RIA) による血中TSH測定法は, すでに多くの方法がキット化され市販されており, われわれもそれぞれを検討し報告してきた. 今回, Amersham International-科研製薬よりアマレックスTSHキットが開発され, これを試用する機会を得たのでその結果を報告する. 本法の特徴は, 第二抗体にアマレックス粒子が結合されており, 第二抗体法の欠点とされていた, 非特異的結合による結合率に及ぼす影響が少なくなるよう工夫されている点と, 標準血清にヒトホルモン除去血清が添加されている点にある. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | TSH, Radioimmunoassay |