Authors | 中西重昌, 牧野純夫, 前川明嗣, 秋貞雅祥, 松本徹, 赤木弘昭, 久保寺昭子, 葉杖正昭, 滝野博 |
Abstract | (1701 - 1704) 演題1701では, 従来のシンチカメラの均一性および直線性を, ソフトウエアによらずに大幅に改善した装置を紹介した. 均一性の補正は従来から種々の方法で行われているが, 直線性の補正をも採用したところにその特長がある. 均一性, 直線性はカメラ回転型のECT装置においてアーティファクトの発生を少くする上で特に重要であることが強調された. RIイメージングにおいて固有分解能の向上には著しいものがあるが, システム分解能を向上さすためには検出感度を考慮しながらかつ分解能のすぐれたコリメータの開発が必要となる. 演題1702では短形孔のコリメータによって断層面での分解能を変えないで感度をあげた中高エネルギを対象としたECT用試作しその結果を報告した. 試作コリメータでは感度は正方形の孔をもったコリメータに比し約1.3倍との報告であった. 演題1703は, 心臓等の小さな臓器を対象にを行う場合, データ収集時間を短縮する目的でECT専用のバイラテラルコリメータを試作しその結果を発表した. |