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Title | 座長のまとめ O. RCT・ECT・サイクロトロン |
Subtitle | 第21回 日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 菅野巌, 舘野之男, 向井孝夫, 有水昇, 野原功全 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 4 |
Page | 585-587 |
Year/Month | 1982/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (1446 - 1449) 本セッションではエミッションCTに関する基礎的な研究の発表が行われた. 秋田脳研の三浦らはTime-of-flight (TOF) の基礎的検討を実験およびシミュレーションにより行い, 実験では時間分解能0.5ns程度では約20cm径のファントムに対して, 通常のTOFを用いない再構成に比べてほとんど利点がないことを示した. 放医研の田中らはポジトロンCTで大きな問題となっている散乱線同時計数に対する理論的検討を行い, これとPOSITOLOGICAによる実測値との対比を行った. 一様に分布する被験体の場合ある条件の下では散乱線同時計数が余弦関数で近似できることを示した. 放医研の野原らはポジトロンCTに用いるBGO検出器に対する理論的考慮を行った. 放医研で目下開発中のポジトロンCTに用いる四連結BGOを用いた基礎実験より, BGO検出器を多数用いる場合は隣接するBGO間に鉛等のセプタを挿入する場合, 分解能の向上はわずかであるが感度の低下が著しいことを示した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |