Japanese | |
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Title | 二抗体法RIAによるIgE測定法 |
Subtitle | ノート |
Authors | 島村正道*, 松本知明**, 吉岡毅**, 原田義孝** |
Authors(kana) | |
Organization | *熊本大学医療技術短期大学部, **体質医学研究所小児体質学研究部 |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 10 |
Page | 1579-1583 |
Year/Month | 1982/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 免疫グロブリンE (IgE) の微量測定には, 現在, 二抗体法, Paper radioimmunosorbent test (PRIST) 法, 2-stage method, 酵素免疫測定法, などが用いられているが, 実際, われわれが kit を入手でき, 容易に測定できるのはPRIST法のみである. 近年, 気管支喘息をはじめとするアトピー性疾患における免疫学的立場からの臍帯血中の IgE 量, 唾液, 母乳, 尿などの体液中の IgE 量の測定, ヒトリンパ球を用いてのin vitro法による IgE 産生解析など, 微量の IgE を正確に測定する必要が生じてきた. しかしこれらの IgE 量は, 1U/ml 以下のこともあり, PRIST法で測定するには, 濃縮操作を必要とすることもある. 実際, 臍帯血や母乳は 1U/ml 以下という報告もあり, また, ヒトリンパ球を2×106ヶ培養した場合に産生される IgE 量は, 0.2U/ml 程度のこともあり, このレベルの測定は容易でなかった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Double antibody radioimmunoassay, IgE, Anti-IgE, 125I-IgE |