Japanese |
Title | ダイナボットPAPリアキットによる血中前立腺性酸性フォスファターゼ (PAP) 測定の基礎的臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 保田徹*, 石神達三*, 佐藤誠也*, 石橋晃**, 古屋聖児***, 横山英二*** |
Authors(kana) | |
Organization | *北里バイオケミカルラボラトリーズ (ブリストル・マイヤーズ), **北里大学医学部泌尿器科, ***北見赤十字病院泌尿器科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 10 |
Page | 1565-1571 |
Year/Month | 1982/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 前立腺癌における血清学的検査方法の1つとして前立腺性酸性フォスファターゼ (以下PAPと略す) の測定が重要視されている. 従来このPAP測定にはKind-King法などの酵素法が用いられてきたが, 特異性および感度の両面から必ずしも満足できるものとは言えなかった. このため血中PAPの酵素学的測定法は主として, 前立腺癌進行患者のfollow-up, あるいは治療効果の判定に利用され, 前立腺癌の診断にはほとんど無効であった. こうした欠点を解決すべくPAPの純化, 精製法の改良が精力的に行われるとともに, 特異性の高い抗PAP血清が得られるようになった. この成果としてChuらによるcounter immunoelectrophoresis (CIEP) 法, Cooperらによるradioimmunoassay (RIA) 法が確立され, PAP測定はより高感度でより特異性の高い免疫学的方法へと移行した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Prostatic Acid Phosphatase, Radioimmunoassay Dainabot PAP-RIA Kit, Prostatic Carcinoma, Transurethral Resection |