Japanese
TitleAmerlex Free T4 RIA kitの基礎的, 臨床的検討および In vitro Hemoglobin 添加による Free T4 値への干渉
Subtitleノート
Authors中畑元伸*, 鈴木邦治*, 山口由美子*, 野口和哉*
Authors(kana)
Organization*北海道大学医学部第二内科
Journal核医学
Volume19
Number8
Page1265-1273
Year/Month1982/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 血中サイロキシン (T4) の大部分はT4結合グロブリンなどの血清タンパク成分と結合し, 残りの約0.03%がホルモン効果をあらわす遊離型サイロキシン (FT4) として存在する. 血清サイロキシン濃度はT4結合タンパク濃度の変化した場合, 甲状腺機能を正確に反映しえない. したがってFT4の測定が重要な課題となっている. しかし平衡透析法, 限外濾過法, ゲル濾過法などによる従来のFT4測定法はいずれも煩雑な手技を必要とし, 日常検査に用いられるまでには到っていない. 近年開発されたFT4 Radioimmunoassayは微量の血清で, しかも簡便に測定できることから次第に普及しつつある. 現在入手しうるFT4 RIA kitの原理は, 抗体量, 時間, 温度などが一定の条件下でFT4とT4抗体との結合率がFT4濃度に比例することを利用したもので, 方法として試験管固相法 (Gamma Coat FT4 RIA kit), 固定化抗体を用いてtoatl T4と%FT4を個別に求め両者の積としてFT4値を求める方法 (Immophase FT4 RIA kit), 透析膜マイクロカプセル法 (Damon FT4 RIA kit) などがある.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFree Thyroxine, Radioimmunoassay, Influence of Homoglobin to FT4

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