Japanese
Title対向型ガンマカメラによるタリウム心筋断層像 - 左室軸断層像の臨床的有用性 -
Subtitleノート
Authors竹田寛*, 前田寿登*, 中川毅*, 山口信夫*, 浜田正行**, 二神康夫**, 田口光雄*
Authors(kana)
Organization*三重大学医学部放射線科, **第一内科
Journal核医学
Volume19
Number8
Page1237-1242
Year/Month1982/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 ガンマカメラ回転型 emission computed tomography (ECT) 装置によるタリウム心筋断層像は, 従来, 体軸に対する横断 (transaxial), 矢状断 (sagittal), 冠状断 (coronal) の各断面 (体軸断層像 : ordinary tomogram) に関し求められてきたが, 体軸は左室長軸と交叉するため, それらの断層像は, 左室長軸に対し斜めの断層像となり, 左室壁の解剖学的部位を判定する際に不便であった. 三塩らやBorrelloらは, 体軸横断像を基にして, 画像を水平方向と垂直方向に2回, 回転させることにより任意軸断層像を求めるプログラムを開発し, タリウム心筋断層像にも応用しているが, 今回, われわれも, 同様の方法で, 左室心尖と心基部中心を結ぶ左室長軸を基準とした断層像 (左室軸断層像 : left ventricular axial tomogram) を作成し, 主としてその臨床的有用性について検討したので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsSingle photon emission computed tomography, 201T1 myocardial imaging, Left ventricular axial tomography

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