Japanese |
Title | クエン酸-67Gaの皮下投与によるリンパ節シンチグラフィの問題点 |
Subtitle | ノート |
Authors | 大塚信昭*, 伊藤安彦*, 長井一枝*, 村中明*, 沢井通彦*, 米田正也*, 寺島秀彰*, 柳元真一* |
Authors(kana) | |
Organization | *川崎医科大学核医学教室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 7 |
Page | 1087-1090 |
Year/Month | 1982/8 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 67Gaの皮下投与におけるリンパ節シンチグラフィは従来の放射性コロイドの皮下投与による欠点を補うために開発されたものである. つまりコロイドによる方法がリンパ節悪性腫瘍病巣の陰性画像であること, またリンパ節の分布が解剖学的に左右対称でないため読影に困難な場合があること, 放射性コロイドの種類によって異なった所見が得られる場合もあることなどがあげられる. 悪性リンパ腫や悪性腫瘍のリンパ節転移巣を陽性描画するには67Ga-クエン酸ガリウムの静脈投与による方法が広く行われている. しかし, 腹部リンパ節の診断では腸管への生理的集積が問題となったり, 投与後2, 3日後の検査になるため, 投与後短時間で病巣を陽性に描画し, かつ投与量が少量であるため被曝線量を軽減できる点でクエン酸-67Gaの皮下投与によるリンパ節シンチグラフィは優れた検査法といえる. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Lymphosintigraphy, 67Ga-citrate, 99mTc-Rhenium colloid |