Japanese
Title吸入法による局所脳循環測定の再現性の検討 - 連続測定におけるフーリエ法とオブリスト法の比較 -
Subtitleノート
Authors松田博史*, 前田敏男*, 羅錫圭*, 山田正人**, 久田欣一*
Authors(kana)
Organization*金沢大学医学部核医学教室, **金沢大学医学部附属病院アイソトープ部
Journal核医学
Volume19
Number6
Page951-957
Year/Month1982/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」人間における脳血流量の測定は1945年KetyとSchmidtにより報告された. その後, IngvarとLassenにより133Xe内頸動脈注入法による局所脳循環測定(regional cerebral blood flow, rCBF)が開発され現在も広く用いられている. しかし, 頸動脈穿刺法は侵襲性が強く手技も複雑であるため検査対象は限定される. さらに1回の検査では一側半球の血流しか測定できないため左右半球のrCBFを総合的に評価することは困難である. これに対し, 133Xe吸入法がMallettとVeallにより報告され, ObristやRisbergらにより改良されてきた. 吸入法は外頸動脈系成分や再循環ならびに気道内133Xeによるアーチファクトを補正する必要があること, またいわゆるcrosstalkの存在および133Xeの投与量が限られるためにS/N比が悪く解像力に乏しいなどの欠点を有する.
Practice臨床医学:一般
Keywordsregional cerebral blood flow, inhalation method, Fourier analysis, Obrist analysis.

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