Japanese
Title脳シンチグラフィ用剤としての99mTc-グルコネイトの有用性 - 特に腫瘍と非腫瘍性疾患の鑑別に関して -
Subtitleノート
Authors前田敏男*, 羅錫圭*, 松田博史*, 大口学*, 高山輝彦*, 久田欣一*, 松平正道**
Authors(kana)
Organization*金沢大学医学部付属病院核医学診療科, **アイソトープ部
Journal核医学
Volume19
Number5
Page837-840
Year/Month1982/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」X線CTスキャンが普及した今日では, 脳シンチグラフィによる病巣検出率を向上するとともに病巣の鑑別診断も可能にすることが重要な課題である. 脳シンチグラフィ用剤としては, 99mTc-ジェチレントリアミン五酢酸(99mTc-DTPA), 99mTc-グルコヘプトネイトあるいは99mTc-グルコネイトなどは99mTc-過テクネチウム酸塩(99mTcO4-)よりも優れていると報告されている. われわれは99mTc-グルコネイトによる経時的脳シンチグラフィを行い, 本剤の有用性と腫瘍と非腫瘍性疾患の鑑別について検討したので報告する. 「II. 対象ならびに方法」99mTc-グルコネイト(CIS TCK-10, ミドリ十字)と99mTc-DTPAの血中クリアランスを3人の正常人で測定した. 頭蓋内疾患が疑われた26人に, 約20mCi(15〜25mCi)の99mTc-グルコネイトを静脈注射し, 脳シンチグラフィを施行した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsBrain scintigraphy, 99mTc-gluconate, 99mTc-DTPA, Brain tumor.

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