Japanese | |
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Title | HBs抗原の定量的測定に関する基礎的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 角田隆巳*, 小野素明*, 増田計*, 古川保音*, 沢田修**, 森重立身***, 森重福美**** |
Authors(kana) | |
Organization | *福岡鳥飼病院放射線科RI室, **外科, ***内科, ****太刀洗病院外科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 5 |
Page | 831-836 |
Year/Month | 1982/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」近年, HB関連ウイルスについて研究が進み肝炎との関係も明らかにされつつあり, 最近ではHBIG, インターフェロン, ワクチン等による治療や予防がなされ始めている. われわれは, B型肝炎患者の治療指針や病態追跡のために, HBs抗原の定量的測定を試みた. 定量的測定には, 標準血清を用いる方法と検体自身の倍数希釈による方法があるが, われわれは前者を採用した. この場合, 現在市販中のキットを使用する限り, 患者血清のほとんどが検量線の直線領域を逸脱するために多大の希釈を要する. したがって, 検体の希釈に関する問題を中心にHBs抗原の定量化への基礎的検討を行い有意な結果を得たので報告する. 「II. 方法」測定は, RIA法でダイナボット社のAusria II-125キットを利用し, これに日本オルガノン社から供与されたAdタイプ10,000ng/mlの標準血清を用いて施行した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | HBs-antigen, radioimmunoassay, quantitative assay. |