Japanese
Title99mTc-Hydroxymethylene diphosphonateの胆嚢内異常集積について - 5症例とその臨床的検討 -
Subtitleノート
Authors佛坂博正*, 高橋睦正*
Authors(kana)
Organization*熊本大学医学部放射線科
Journal核医学
Volume19
Number5
Page817-821
Year/Month1982/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」骨シンチグラフィ用の放射性薬品として, 1971年Subramanianらによる99mTc-Polyphosphateを始めとして, 99mTc-EHDP, 99mTc-MDPなど種々の99mTc-リン酸化合物が開発され, その骨への集積が増加し, 骨イメージも改良されてきた. 99mTc-HMDP(Hydroxymethylene diphosphonate)は, その骨への集積が従来のリン酸化合物よりもすぐれているとして, 臨床的検討が加えられている. 今回, 著者らも99mTc-HMDPを臨床応用する機会を得たが, 右季肋部に異常集積を呈した5例を経験したので, その臨床的検討を加え報告する. 「II. 症例」[症例1]S. A. 40歳, 男性 皮膚癌(S. C. C) 右膝部の皮膚癌(扁平上皮癌)で, 右鼠径部リンパ節転移を認め, 骨転移の検索のため99mTc-HMDP20 mCi(740 MBq)を静注し, 約3時間後に骨シンチグラフィを行った. 左鎖骨, 左大腿骨, 右仙腸関節にRIの集積増加を認めたが, その他右季肋部にもRIの異常集積を認めた.
Practice臨床医学:一般
KeywordsExtraosseous accumulation, Gallbladder, 99mTc-Hydroxymethylene diphosphonate, Bone scintigraphy.

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