Japanese
TitleTrypsin Radioimmunoassay Kitの基礎的および臨床的検討Fundamental and Clinical Evaluation of Trypsin Radioimmunoassay Kit
Subtitleノート
Authors野口正人*, 中島言子*, 安達秀樹**, 吉井正雄**, 光野重根**, 鈴木敞***, 鳥塚莞爾*, Masato NOGUCHI*, Kotoko NAKAJIMA*, Hideki ADACHI**, Masao YOSHII**, Shigene KONO**, Takashi SUZUKI***, Kanji TORIZUKA*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部核医学科, **放射線科, ***第一外科, *Department of Nuclear Medicine, **Radiology, ***First Division of Surgery, Kyoto University School of Medicine
Journal核医学
Volume19
Number3
Page477-485
Year/Month1982/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」血中トリプシンの測定は従来酵素学的方法で試みられていたが, 血中に同時に存在するトリプシン・インヒビター(α1-antitrypsin, α2-macroglobulin, inter-α-trypsin)のために, その正確な測定は困難であった. また従来から, 膵疾患の診断に利用されているアミラーゼの測定は臓器特異性に欠けるという問題点を有している. したがって測定操作が簡便で臓器特異性を有するトリプシンのradioimmunoassay(RIA)の開発は臨床的に重要な意味を持っている. RIAによるトリプシン血中濃度の測定は, 1971年Temlerらが最初に行なって以来, 数多くの報告がみられる. 近年その測定にRIAキットが使用されるようになり, その臨床的応用が検討されている. 今回著者らはTrypsin Radioimmunoassay Kit(CIS-Sorin; ミドリ十字社)を使用する機会を得て, その基礎的検討, 臨床的検討を行なったのでその成績および知見を報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywordsradioimmunoassay, Trypsin, Trypsinogen, pancreatic disease, renal failure.

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