Japanese |
Title | ヒト前立腺性酸性フォスファターゼのラジオイムノアッセイキット - RIA - Quant P. A. P. Test Kitの基礎的・臨床的検討 - Radioimmunoassay for Human Prostatic Acid Phosphatase - Basic and clinical studies of RIA - Quant P. A. P. Test kit - |
Subtitle | ノート |
Authors | 若林克己*, 杉山裕子**, 高橋悦子**, 志田圭三**, Katsumi WAKABAYASHI*, Yuko SUGIYAMA**, Etsuko TAKAHASHI**, Keizo SHIDA** |
Authors(kana) | |
Organization | *群馬大学内分泌研究所, **群馬大学医学部泌尿器科学教室, *Institute of Endocrinology, **Department of Urology, School of Medicine, Gunma University |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 3 |
Page | 467-475 |
Year/Month | 1982/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」ヒト前立腺で産生される酸性フォスファターゼ(PAP)は, 他の組織等で作られる酸性フォスファターゼと異なる等電点を有している. また酒石酸塩の存在で活性を失い抗原性も異なるという特異的なものである. そして, 精液中には高濃度に放出されるが血中には, 通常痕跡的なレベルで存在しているにすぎない. 1936年Gutmanらにより前立腺癌の骨転移部位におけるphosphataseの活性が高まることが見出されており, その後, 前立腺癌の進行に伴い血中PAPレベルが上昇するという事実が明らかになり, 血中PAP測定の臨床的重要性が注目されるようになってきた. 近年に至りその測定法も簡便でかつ感度, 特異性, 安定性の高いラジオイムノアッセイ(RIA)が開発され, 感度や特異性, 安定性の面で問題のあった従来の酵素活性測定法に代り, PAPの臨床検査に用いられる可能性が示されている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Prostatic acid phosphatase, Radioimmunoassay kit, Normal level, Enzymatic activity, Immunoreactivity. |