Japanese |
Title | ヒトC末端 (65 - 84) PTHを使用した, RIA - mat PTHの基礎的および臨床的検討Fundamental and Clinical Study of RIA - mat PTH Using Human C - terminal (65 - 84) PTH |
Subtitle | ノート |
Authors | 福永仁夫*, 中島言子*, 森田陸司*, 高坂唯子*, 日野恵*, 滋野長平*, 鳥塚莞爾**, 岩元則幸**, 小野利彦*, Masao FUKUNAGA, Kotoko NAKAJIMA, Rikushi MORITA, Tadako KOSAKA, Megumu HINO, Chohei SHIGENO, Kanji TORIZUKA, Noriyuki IWAMOTO*, Toshihiko ONO* |
Authors(kana) | |
Organization | *京大放射線・核医学科, **京都第一日赤病院泌尿器科, Department of Radiology and Nuclear Medicine, Kyoto University Hospital, *Department of Urology, Kyoto First Red Cross Hospital |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 3 |
Page | 453-460 |
Year/Month | 1982/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」近年, カルシウム(Ca)代謝に関する研究の進歩は著しく, Ca代謝異常を呈する疾患の病態解明には副甲状腺ホルモン(PTH), カルチトニン, ビタミンDなどのCa調節ホルモンの測定が必須のものとなった. というのは, これらCa調節ホルモンは相互に複雑に関与し, 血中Ca濃度を微妙にコントロールしているためである. 副甲状腺から分泌されたPTHは, 血中ではintactな(1〜84)PTHの他に, 生物学的活性をもったN末端フラグメントや不活性なC末端フラグメントが存在する. したがって, 血中に存するPTHは免疫学的に多様性を示すので, radioimmunoassay(RIA)で測定する場合には, 用いる抗体の特性により, 異ったPTH値を示すことがある. PTHのRIAの第1の問題点は, この血中PTHのimmunological heterogeneityであり, 第2はヒトの(1〜84)PTHの合成が現在のところ不可能であるので, ウシやブタのPTHを使用した系で, ヒト血中のPTH濃度を測定していることである. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Parathyroid Hormone, Radioimmunoassay, Human Carboxyl Terminal PTH, PTH Fragment, Immunoheterogeneity. |