Japanese
Title固相法によるCEA測定用キット (SD - 8546) の基礎的・臨床的検討Basic and Clinical Evaluation of CEA - RIA Kit "SD - 8546" by Solid Phase Method
Subtitleノート
Authors石根正博, 萬家千春, 阿多まり子, 望月輝一, 八木完, 河村正, 飯尾篤, 浜本研, Masahiro ISHINE, Chiharu YOROZUYA, Mariko ATA, Teruhito MOCHIZUKI, Kan YAGI, Masashi KAWAMURA, Atsushi IIo, Ken HAMAMOTO
Authors(kana)
Organization愛媛大学医学部放射線科, Department of Radiology, Faculty of Medicine, Ehime University
Journal核医学
Volume19
Number2
Page331-336
Year/Month1982/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」近年, 癌胎児性抗原Cacirnoembryonic Antigen(以下CEAと略す)の測定は, 癌の補助的診断法として独自の立場を占め, 各臨床施設で広く行われている. 特に血中CEAの変動は各種癌疾患の病勢とよく相関することから, 治療効果の判定, 経過観察の指標として威力を発揮している. 本来, CEAは1965年, GoldおよびFreedmanによって, ヒトの大腸癌組織中より見出された抗原で, 1969年Thomsonらにより, radioimmunoassayによる測定法が開発されて以来, HansenらのZ-gel法, Eganらの二抗体法, 平井らのSandwich法などが開発され, それぞれKit化されて臨床に供されている. 今回われわれは, Pharmacia社の開発した, 固相法による測定用Kitを試用する機会を得, 基礎的, 臨床的に検討を加えたので, その結果を報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsCarcinoembryonic Antigen (CEA), Radioimmunoassay(RIA), Solid Phase Method

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