Japanese
Title99mTc - HMDPによる骨シンチグラフィーの基礎的および臨床的検討Fundamental and Clinical Evaluation of Bone Scintigraphy with 99mTc - HMDP
Subtitleノート
Authors大城徳成*, 尾藤早苗*, 伊藤秀臣*, 森本義人*, 池窪勝治*, 石原隆**, 森徹**, Norishige OSHIRO*, Sanae BITO*, Hidetomi ITO*, Yoshito MORIMOTO*, Katsuji IKEKUBO*, Takashi ISHIHARA**, Toru MORI**
Authors(kana)
Organization*神戸市立中央市民病院核医学科, **内科, *Division of Nuclear Medicine, **Department of Internal Medicine, Kobe Central Municipal Hospital
Journal核医学
Volume19
Number2
Page305-311
Year/Month1982/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」骨シンチグラフィは各種の原発性骨疾患をはじめ種々の悪性腫瘍の骨転移の早期診断および治療方針の決定に極めて有用な手段である. 近年, 99mTc-標識リン化合物の開発と高解像シンチカメラの登場によつてすぐれた骨シンチグラム像が得られるようになった. すなわち1971年に99mTc-Tripolyphosphateの利用が報告されて以来, 99mTc-Polyphosphate, 99mTc-EHDPおよび99mTc-MDP等の99mTc標識リン化合物がつぎつぎと開発され, ルチン検査として広く用いられるようになり, 臨床的にもその有用性が高く評価されている. しかしながら, これらの製剤を用いた場合にはいずれも静注後3〜4時間経過しないと臨床診断上満足すべきよい骨シンチグラム像が得られず, 検査時間に比較的長時間を要するという難点がある. もつと短時間でよい骨シンチグラム像が得られれば患者の待時間も短縮しえて, ルチン検査としてより望ましい.
Practice臨床医学:一般
Keywords99mTc-HMDP, 99mTc-MDP, Bone Scintigraphy

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