Japanese
Titleペーパーディスク法radioimmunoassayキットによる血中ferritin値測定の検討Fundamental and Clinical Evaluation of Ferritin RIA kit using Paper Disc Method
Subtitleノート
Authors吉井正雄*, 中島言子*, 森田陸司*, 鳥塚莞爾*, Masao YOSHII*, Kotoko NAKAJIMA*, Rikushi MORITA*, Kanji TORIZUKA*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部附属病院放射線核医学科, *Department of Radiology and Nuclear Medicine, Kyoto University Hospital
Journal核医学
Volume19
Number1
Page139-147
Year/Month1982/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」Ferrtinは生体内の主要な鉄貯蔵蛋白質で, 肝, 脾, 骨髄および胎盤などに多く含まれている. 1972年Addisonらがradioimmunometric assayを開発し血中の微量なferritinが測定できる様になると, 血中ferritin値は生体の鉄欠乏または過剰状態をよく反映するものと認められ, 血液疾患や鉄代謝の分野で広く利用されている. さらに白血病, 悪性リンパ腫および悪性腫瘍などで血中ferritin値が非常に高値を示す事が知られ, 最近ではtumor-markerとしての役割も注目されている. 現在わが国においては数社から各種測定法による血中ferritin値測定用のキットが市販されているが, 今回著者らはペーパーデスクを使いsandwitch法を用いた固相法RIAによる血中ferritin値測定用キットPhadebas Ferritin PRIST(R)(Pharmacia Diagnostics AB社, 塩野義製薬(株)を試用する機会を得たので, その基礎的検討ならびに臨床的評価について報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFerritin, Radioimmunoassay, Paper Disc

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