Japanese
Title第20回 日本核医学会総会 座長まとめ
Subtitle
Authors入江五朗
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume18
Number5
Page656-657
Year/Month1981/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract今回は核医学会としては初めての試みとして座長まとめが報告されて大変好評であった. 座長の先生方が短時間でよく問題を集約され大変有意義なセッションにしていただいたことに心から敬意を表する. フェリチンに関するラウンドテーブルは12題で, 鉄欠乏性貧血の治療上の指標として有用であり, また, tumor markerの一つとして注目されている. サイロキシンに関するラウンドテーブルは10題で, 主として血中遊離サイロキシンの定量に関するもので, 各種kit間の相関も良く, 甲状腺機能の判定に臨床上有用である. PAPに関するラウンドテーブルは6題で, tumor markerとして前立腺癌の診断に有用である. 公募演題の救急に関しては4題で, RI検査は有用であるが法的規制が普及をさまたげている印象をうけた. 公募演題Cのプライマリーケアーに関しては6題であるが, 担当した座長からプライマリーケアーの概念のズレが指摘された. 向後普及すべき分野と思われる.
Practice臨床医学:一般
Keywords