Japanese | |
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Title | 座長のまとめ シンポジウム V・公募演題 V-c. プライマリー・ケアへの核医学の寄与 |
Subtitle | 第20回 日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 有水昇 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 5 |
Page | 654-655 |
Year/Month | 1981/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (361-365) 第一線病院におけるプライマリー・ケアの立場から, 急性心筋梗塞に対するシンチグラフィの有用性と実施に当っての隘路が報告された. すなわち, 6例のうち1例のみが入院当日に検査が施行できた. 他の5例は入院後2〜7日目に検査が行なわれたが, 早期検査の必要性についての反省が述べられた. 多少ともプライマリー・ケアの主題からずれるが, 地方基幹病院における核医学検査, とくにスキャンナによる診断とレノグラム装置の活用状況が報告された. 施設設備共に不満足な状態にあって, 核医学医師が最大限の努力を払っている状況がうかがわれる. プライマリ・ケアにおける核医学の意味づけが望まれるが, 現状では, プライマリー・ケアにおける核医学の利用そのものに種々隘路があり, 未だ遠しの感がある. 今後解決すべき問題点の多いことが痛感された. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |