Japanese | |
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Title | 座長のまとめ シンポジウム V・公募演題 V-b. 救急医療への核医学の寄与 |
Subtitle | 第20回 日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 佐々木康人 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 5 |
Page | 654-654 |
Year/Month | 1981/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (357-360) 4演題が発表された. 硅肺労災病院志田らは肝スキャンが救急スクリーニングに有用であった肝動脈門脈痩の1例を報告し, 腹部打撲, 腎出血などの救急患者における肝, 腎スキャンの有用性を強調した. 埼玉医大真下らは脳梗塞症例, 気管内異物の小児, 術後の腸骨静脈血栓+肺塞栓症例の救急検査として, それぞれ, RI血管撮影, 肺血流一換気シンチグラム, RI静脈撮影と肺スキャンが有用であったと報告した. フロアより, 内科開業医の経験として, 肺塞栓診断に対する肺スキャンの有用性が報告された. 独協医大岩崎らは, 急性末梢動脈閉塞症の術前検査として, RI血管撮影と血液プールスキャンの有用性を報告した. 聖マリアンナ医大相田らはRIAによる血中ジゴキシン測定の緊急検査としての有用性を報告した. 救急医療の要請に対応できる核医学検査の体制作りの必要性が討論され, 特にベッドサイドでのRI使用を可能とし, ポータブルγカメラの利用の推進が強調された. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |