Japanese
Title座長のまとめ シンポジウム ラウンドテーブル 3. PAP
Subtitle第20回 日本核医学会総会座長まとめ
Authors志田圭三, 三木誠
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume18
Number5
Page652-652
Year/Month1981/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(337-342) 最近開発が進められている前立腺癌腫瘍マーカーであるPAP (前立腺性酸ホスファターゼ) のRIAの有用性について発表, 討論が行なわれた. 検討されたRIAキットは栄研 (抗原は肥大結節組織) とClinical Assay (抗原は精漿) であり, いずれも従来の酵素法にくらべ感度鋭敏, かつ安定した測定値がえられている. 中等度濃度では両者の値は一致をみるも, 低濃度ではかなりの相違がみられ, 正常値の決定に問題が残されている. 臨床例についてみるに, 病期進行とPAPとの間には明らかな相関が存在, 栄研キットで正常上限を3ng/mlとすると病期B以上では70〜80%の症例に高値が認められている.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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