Japanese
Title座長のまとめ シンポジウム A-2. 機器・コンピューター・データ解析 (RCT)
Subtitle第20回 日本核医学会総会座長まとめ
Authors赤木弘昭, 安河内浩, 田中栄一, 菅野巌, 貫井英明, 向井孝夫, 山崎統四郎, 舘野之男
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume18
Number5
Page648-650
Year/Month1981/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(273-277) 電算機の発展によりガンマカメラに核医学データ処理装置が容易に利用できる状態となり, その一つの応用としてSingle photon emission CT (ECTまたはRCT) の一般化が発足した. 今回の学会で一応臨床的に有用であり, 従来のシンチグラムに加えてRCT撮影時の多方向シンチグラム像, 横断断層像を併せて観察することで病変の発見率の向上, 特に厚い臓器の中心部の病変の発見には優れている結果が出た. RCTの方法としては患者回転型, 検出器回転型の方法がそれぞれ紹介され, その優劣が討論されたが, 前者は簡便であり, 立位の状態であるため肺のRCTに適しており, 腹部臓器も6〜10分, 患者がその状態を保てれば実施できる. 検出器回転型は重症患者, 頭部にも実施可能であるが価格が問題であり, これらはなお今後改良の余地がある感を受けた. さらにRCTの利用方法として臓器体積計算の試みが報告された.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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