Japanese
Title座長のまとめ シンポジウム Q. 肺
Subtitle第20回 日本核医学会総会座長まとめ
Authors井沢豊春, 鈴木良彦, 志田寿夫, 加藤敏朗, 松井謙吾, 竹中栄一, 松本満臣
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume18
Number5
Page646-647
Year/Month1981/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(235-238) 235東北大平野は気道粘液線毛浄化運動の研究に異物をトレーサーとして用いる際の粒子の大きさが運搬速度にどう影響するかについて犬で検討し, 60μ程度の大きさまでは速度に影響を与えないことを報告し, 236東北大手島はヒトで放射性エロソール吸入後連続的に放射能を計測して, 関心領域における放射能の時間的推移を描かせると, 局所的な気道粘液浄化機構の計測が可能であること. ガンや閉塞性障害では「せき」や「せきばらい」が気道浄化に不可欠であることを明らかにした. 237京大前田は均一エロソール粒子発生装置の試作について発表し, その実用がまたれる. 発展を期待したい. 238金沢大山田は99mTcと81mKrをそれぞれ注射と吸入で用い, 血流と換気分布を同時計測する際の問題点を明らかにしたが, V/Qなどの用語の用い方が自己流で一考を要した. 用語や定義は厳格に守り, 用語の意味を勝手に変更することは学問する者としてつつしまなければならない.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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