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Title | 座長のまとめ シンポジウム I. 甲状腺・副甲状腺 |
Subtitle | 第20回 日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 森徹, 木下文雄, 土屋武彦, 長滝重信 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 5 |
Page | 638-639 |
Year/Month | 1981/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (102-104) 演題102ではfree T4 (Gamma Coat) 測定法の有用性が報告されたが, 基礎的検討, 臨床的評価の面に若干の問題があり討議がなされた. このような方法の評価を含め甲状腺機能検査法の再評価が必要な時期にきていると思われ, その体制の設立が望まれる. 演題103は, 抗甲状腺抗体ことに膜抗体を標識して癌ことに転移部のイメージングを行なおうとする新らしい試みである. 現時点ではかなりの精製過程を経ながらなお臓器特異性が確立されないとの成績であったが, その将来の発展には大きな期待が寄せられる. 演題104は, TSH-RIA高感度法の感度上昇に関する血清量増加のぜひの検討である. 演者らは本邦で始めて0.156μU/mlのTSHを検出できる高感度法を開発し, 正常と低値の明瞭な識別が可能と既報しているが, 血清を200μlにすると非特異的結合阻害性が増強されることを詳細に検討した. また, 各種キャリヤーの比較からバセドウ血清が最良であり, プールしない方が良いことを示した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |