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Title | 座長のまとめ シンポジウム H. 内分泌 (甲状腺以外) |
Subtitle | 第20回 日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 小林功 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 5 |
Page | 638-638 |
Year/Month | 1981/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (100-101) 本セッションでは副腎シンチグラフィーとCTスキャンに関する二つの発表が行われた. 100席の東大 (放) の石丸らは原発性アルドステロン症, クッシング症候群, 褐色細胞腫等について両検査法を比較し, 手術を施行した7例すべて副腎シンチでは異常を認めたが, CTスキャンでは腫瘍の大きさが長径2.9cmでは発見可能だが, 2.2cm程度では明らかな意味づけは困難であると報告した. 101席の京大 (放核) の福永らも両手技の有用性を認めながらも, 褐色細胞腫で特に副腎外に発生したものはCTスキャン, 異所性ACTH産生腫瘍の副腎皮質過形成の診断には副腎シンチが有用であると報告した. これに対し, 副腎シンチは機能面を反映し得ることから, CTより有用であると指摘した森 (神戸中央市民) のコメントが印象的であった. これらの発表を通じて各疾患の特殊性を加味した副腎シンチとCTスキャン適応に関するさらに詳細な検討が必要であると考えられた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |