Japanese
Title座長のまとめ 招待講演2. Recent Advances and Future Developments in Nuclear Cardiology
Subtitle第20回 日本核医学会総会座長まとめ
Authors鳥塚莞爾
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume18
Number5
Page631-631
Year/Month1981/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「Dr. G. W. Hamilton (Washington Univ. U. S. A. )」Dr. Hamiltonは心臓核医学の現状と展望について話された. 201Tlの心筋シンチグラフィにおいて, 心筋虚血部の検出のsensitivityとspecificityは85〜90%であり, 7ピーンホール・コリメータおよび回転型スラント孔コリメータによる横断々層シンチグラフィによりsensitvityの上昇を認めたが, specificityはむしろ低下することを示した. また検出器回転によるsingle photon emission CT (SP-FCT) によりすぐれた画像を示したが, 201Tlのエネルギーの弱いこと, SP-FCTでは正確な減衰補正のできないことから, 201Tlよりさらにすぐれた放射性医薬品の開発およびpositron CTに多大の期待を示した. 心室機能のイメージングに関しては, 心拍同期法による心プール・シンチグラフィが行なわれ, 種々の生理状態および各種運動負荷, 薬剤負荷によるejection fractionの変動の観察の有用性を示したが, またこれらは冠動脈疾患には特異的でないことを示した.
Practice臨床医学:一般
Keywords