Japanese
TitleSPAC T3 RIA KITによる血中トリヨードサイロニンの測定Studies on the Measurement of Serum Triiodothyronine with "SPAC T3 RIA kit"
Subtitleノート
Authors信田憲行*, 中川毅**, 田口光雄**, Noriyuki SHINODA*, Tsuyoshi NAKAGAWA**, Mitsuo TAGUCHI**
Authors(kana)
Organization*三重大学医学部附属病院中央放射線部, **三重大学医学部放射線科, *Central Clinical Division of Radiology, Mie University Hospital, **Department of Radiology, Mie University School of Medicine
Journal核医学
Volume18
Number10
Page1515-1521
Year/Month1981/12
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」トリヨードサイロニン(T3)は, 1952年GrossおよびPitt-Riversらによって発見された甲状腺ホルモンである. その高いホルモン活性にもかかわらず血中に微量に存在するため測定が困難であったが, 近年, ラジオイムノアッセイの開発により測定が容易となり, 広く臨床検査に用いられている. 今回結合阻害物質にMerthiolateを用い, またB/F分離に簡単な試験管固相法を用いたByk-Mall inkrodt社製のスパックT3キットを使用する機会を得たので, その基礎的, 臨床的検討の結果を報告する. 「II. 測定法」本キットは, B/F分離を, 抗体が内壁にCoatingされている測定用チューブを用いて行っており, 操作が簡便である. 一定量の検体または標準液およびbuffer中に溶解してある125I-T3を測定用チューブに加え, チューブ内壁の抗体と, 競合反応させ, その後チューブ内の全液を吸引除去し, 抗体と結合した125I-T3をカウントする.
Practice臨床医学:一般
Keywordsserum triiodothyroinine, solid-phase, radioimmunoassay

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