Japanese |
Title | Amerlex Free T4 Radioimmunoassayに関する基礎的ならびに臨床的検討Fundamental and Clinical Evaluation of Amerlex Free T4 Radioimmunoassay System |
Subtitle | ノート |
Authors | 西川彰治*, 原美津子*, 福地稔*, 永井清保*, Akiharu NISHIKAWA, Mitsuko HARA, Minoru FUKUCHI, Kiyoyasu NAGAI |
Authors(kana) | |
Organization | *兵庫医科大学病院RIセンター診療部, Division of Nuclear Medicine, RI Center, Hyogo College of Medicine |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 10 |
Page | 1465-1472 |
Year/Month | 1981/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」活性型甲状腺ホルモンには, triiodothyronine(T3)とthyroxine(T4)の2種類が知られている. 血中濃度でみるとT3: T4=1: 50とT4が断然多いため, 長らく後者が血中甲状腺ホルモンレベルの指標とされてきた. 血中におけるT4は, そのほとんどがthyroxine結合蛋白と結合して存在するが, 実際のホルモン作用を発現するのは, 遊離型のT4(free T4, FT4)であると考えられている. そのため, 臨床的にはFT4量を測定することは, きわめて意義のあることだといえる. FT4の測定法としては, 平衡透析法がすぐれた方法として知られてきた. しかし, 多量の血清試料を必要とし, 操作も繁雑であるなどから, 日常臨床検査法として, 一般的普及をみるまでにはいたらなかった. 最近radioimmunoassay(RIA)によるFT4の測定が注目されるようになった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Radioimmunoassay, Free T4, Solid phase, Amerlex. |