Japanese
Title固相法を使用する血漿レニン活性RIAキットの臨床応用に対する基礎的検討
Subtitleノート
Authors春山和見*, 山崎正明*, 土岐高久*, 福地総逸*
Authors(kana)
Organization*福島医科大学第三内科
Journal核医学
Volume18
Number9
Page1353-1358
Year/Month1981/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 血漿レニン活性(PRA)の測定は, 各種の高血圧症の鑑別診断や治療法の選択および病態生理の研究に不可欠であって, はじめ, アンジオテンシンの昇圧作用を利用する生物学的測定法により行われていた. 1969年, Haberらは血中のレニンによって産生されるアンジオテンシンI(AI)をradioimmunoassay(RIA)によって測定する方法を報告して以来, 本測定法は急速に普及してroutineにも行われる検査法となった. 現在, 本邦において数種のPRA測定キットが販売されているが, 最近GammaCoat125IPRAキット(CA-533)が日本トラベノール社により開発された. 本キットは, AIの結合分画と遊離分画の分離に固相法を利用しているので, 測定過程が簡単な上に, AI産生のpH, 交換酵素およびアンジオテンシネースの阻害などの点に工夫のみられる新しいキットである.
Practice臨床医学:一般
KeywordsSolid-phase, Plasma renin activity, Angiotensin I, radioimmunoassay, hypertension.

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