Japanese
Title回転型ガンマ・カメラを用いた, 67Ga-citrateによる腫瘍イメージのemission computed tomography - 悪性リンパ腫における病変部の検出について -
Subtitleノート
Authors福永仁夫*, 向井孝夫*, 藤田透*, 滋野長平*, 森田陸司*, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学放射線・核医学科
Journal核医学
Volume18
Number9
Page1343-1351
Year/Month1981/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 X線computed tomography(CT)に対して, 体内に投与されたRIから発する放射線を測定するemissionCT(ECT)は, 1963年Kuhlらにより初めて, その装置が開発された. その後, X線CTの急速な技術の進歩は, ECTの開発に大きな影響を与え, 現在では2,3の機器が市販されている. 特に, シングル・フォトンECTは99mTcなどのガンマ線がトレーサーとして用いられるために, 漸次, 臨床利用がなされるようになった. つまり, 肝, 肺血流, 心筋や腎シンチグラフィでの欠損部の検出に威力を発揮することが報告されている. ところが, 67Ga-citrateなどの病変部を陽性描出するシンチグラフィの場合には, ECTの臨床応用に関しては未だ報告が少ない. そこで, 今回著者らは悪性リンパ腫について深部リンパ節や脾の病変の検出に, ECTを施行し, その有用性を検討したので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsEmission Computed Tomography, 67Ga-citrate, Malignant Lymphoma, PHO/CON, Rotating Gamma Camera

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