Japanese
TitleCK-R3A KIT(TRI-TAB RIA)による血中T3測定法の基礎的ならびに臨床的検討
Subtitleノート
Authors斎藤隆*, 宮城英子*, 渡辺正好*, 井野英治*, 伊藤國彦*
Authors(kana)
Organization*伊藤病院
Journal核医学
Volume18
Number9
Page1329-1335
Year/Month1981/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 現在甲状腺機能検査法の一環として血中トリヨードサイロニン濃度(T3)の測定は, 日常臨床検査として定着している. その測定法は, 1970年Brownらによって抗T3抗体が得られたことから始まり, RIA法により確立されたが, 現在では各社より多種類のキットが発売されている. 今回われわれは, 新たに開発された中外製薬KKのチャコールデキストラン法を用いたCK-R3AKIT(TRITABRIA)を試用する機会を得たので, 基礎的ならびに臨床的検討の結果を報告する. 「II. 対象および方法」 対象は, 当院を受診した甲状腺機能亢進症20例, 機能低下症28例, および正常者69例である. 基礎的検討には, 甲状腺機能亢進症, 機能低下症, および正常者の血清をそれぞれプールしたものを使用した. 方法は基礎的検討においては, 同時再現性, ロット間による測定値の変動, incubation時間の影響, incubation温度の影響, 回収率, 高濃度T3血清の稀釈による測定値への影響, 溶血血清の測定値への影響, 交差性試験等を検討した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsTriiodothyronine, Radioimmunoassay, Thyroid disease

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