Japanese | |
---|---|
Title | 脳血管障害患者の133Xenon吸入法による局所脳血流量の測定 |
Subtitle | ノート |
Authors | 新井弘之* |
Authors(kana) | |
Organization | *桑名病院脳神経外科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 9 |
Page | 1321-1328 |
Year/Month | 1981/11 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 133Xe吸入法による局所脳血流量(rCBF)の測定はMallett and Veallにより導入され, Risbergら, Obristらにより改良された. 133Xe頸動脈注入によるrCBF測定法と比べると, 本方法は非侵襲的に検査を行うことができ, かつ両側の大脳半球のrCBFを同時に測定することができるので, 傷害側と対側の大脳半球とを比較することが可能である. また, くりかえし検査を行うことができ, 正常なヒトのrCBFを測定することができる. しかし, 呼吸状態の不安定な患者や重篤な肺機能障害患者, 気管切開がしてあって気管内反射を誘発しやすい患者などには測定することが困難であることはやむをえぬことである. Meditronic社製の局所脳血流量測定装置を用いて133Xeガス吸入法により脳血管障害患者のrCBFを測定したので報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | regional cerebral blood flow, 133Xenon inhalation method, cerebral hemorrhage, cerebral aneurysm, cerebral infarct |