Japanese | |
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Title | カルシウム代謝異常疾患における異所性石灰沈着の99mTc-methylene diphosphonateによる検出 |
Subtitle | ノート |
Authors | 福永仁夫*, 藤田透*, 滋野長平*, 土光茂治*, 山本逸雄*, 森田陸司*, 鳥塚莞爾* |
Authors(kana) | |
Organization | *京都大学医学部放射線核医学科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 7 |
Page | 989-993 |
Year/Month | 1981/8 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 99mTc標識リン酸化合物が骨スキャン剤として開発されて以来, 種々の骨疾患の診断や病態を解明する上で, 骨スキャンは現在では欠くことのできない検査法の一つとなった. その後, 骨スキャンの臨床例が蓄積されると共に, 99mTc標識リン酸化合物が骨以外の組織, 例えば腫瘍の一部とか異所性石灰沈着をきたした肺などに集積することが報告されている. そこで, 今回著者らはカルシウム(a)代謝の異常を呈する疾患について, 異所性石灰沈着の検出を目的に, 99mTc-methylene diphosphonate(MDP)による骨スキャンを行い, その臨床的有用性を検討した. 「II. 対象および方法」 高Ca血症を合併した悪性腫瘍(乳癌3, 肺癌1, 食道癌1)5例, 原発性副甲状腺機能亢進症3例, 人工透析中の慢性腎不全2例および特発性副甲状腺機能低下症3例の計13例を対象に用いた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Ectopic Calcification, SSMTc-Methylene Diphosphonate, Disorder with Deranged Calcium Metabolism. |