Japanese
Title透析膜マイクロカプセルを用いた血中遊離サイロキシン濃度測定法について
Subtitleノート
Authors笠木寛治*, 小西淳二*, 高坂唯子*, 飯田泰啓*, 池窪勝治*, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部核医学科
Journal核医学
Volume18
Number7
Page973-983
Year/Month1981/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 血中thyroxne(T4)およびtriiodothyronine(T3)は大部分がthyroxne binding globulin(TBG)を主とする血清蛋白と結合しており, これらのごく一部分のみがfreeの形で存在している. このfreeT4およびT3が実際に組織で利用されることによりホルモン作用が発揮されるものと考えられ, 従って甲状腺機能の検査法としてはtotalT4およびT3の測定よりもfreeT4およびT3の測定の方が重要と思われる. freeT4(FT4)の測定には平衡透析法, 限外濾過法4, ゲル濾過法等があるが, いずれも手技が煩雑で熟練を要するために日常検査として充分普及していない. これに代わる検査法として従来より総T4濃度とT3摂取率より算出されるfree thyroxne index(FT4I)が用いられている.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFree thyroxine, Microencapsulated antiT4 antibody, Radioimmunoassay

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