Japanese |
Title | スパックジゴキシンRIAキットによる血中ジゴキシンの測定 |
Subtitle | ノート |
Authors | 山岸豊*, 石橋章彦*, 佐藤仁政*, 高原淑子*, 佐々木由三*, 山下昌次*, 正木英一*, 与那原良夫*, 吉野京子**, 鈴木智恵子*** |
Authors(kana) | |
Organization | *国立東京第二病院核医学センター, **国立東京第二病院薬剤科, ***国立東京第二病院臨床検査科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 7 |
Page | 961-965 |
Year/Month | 1981/8 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 一般に強心配糖体と言われるジギタリス剤は, 治療域が非常に狭いため至適薬効量と中毒量との差が小さく, かつ吸収率および薬効持続時間での個人差があり, 最近ではジギトキシン, ジゴキシン, ラナトシドCなどの薬効の比較的安定した製剤が用いられているとは言え, 治療に有効でかつ安全なジギタリス投与量の決定には困難を伴うことがしばしばある. 従ってジギタリス剤の合理的な使用法の目的のためには, ジギタリス剤の血中濃度を簡易に測定する必要に迫られ, 1969年Smithらによって3Hによる血中ジゴキシンのRIAが開発されて以来各種のジコキシンRIAキットが開発され使用されている. これらRIAキットについては, 抗原親和性の強い, 特異性のある抗体を使用することが必要であるが, 抗原, 抗体および検体の添加順序によっても感度が異なることが多く, 一般には抗体と検体とを反応させた後に抗原を加えると感度の上昇が見られることが多い. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | RIA, Serum, SPAC DIGOXIN, DIGOXIN LEVEL |