Japanese
TitleCK-RTSによる血中TSH測定の基礎的ならびに臨床的検討
Subtitleノート
Authors渡辺正好*, 斎藤隆*, 宮城英子*, 井野英治*, 伊藤國彦*
Authors(kana)
Organization*伊藤病院
Journal核医学
Volume18
Number7
Page953-959
Year/Month1981/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 近年, 血中TSHの測定は下垂体 - 甲状腺系の機能の解明に有用で, 特に甲状腺機能低下症の診断, 機能亢進症の治療経過を見る上で不可欠な検査となっている. 従来, 血中TSHの測定はbioassayによって測定されていたが, 測定感度が悪く手技も煩雑であった. しかし, OdellらによりTSHのRIAによる測定法が確立されて以来, 感度, 精度が良く安定性に優れたRIA法が報告され, 種々のキットが発売され臨床的に応用されている. 現在発売されているキットの多くは, 血中TSHと抗体を反応させた後, 125I-TSHを加える二段階法であり, B・F分離には, 二抗体法, PEG(Polyethylene Glycol)法, 固相法), DAPS(Double Antibody Precipitin Suspension)法などが報告され使用されている.
Practice臨床医学:一般
KeywordsThyroid Stimulating Hormone, Radioimmunoassay, Thyro-SHure, CK-RTS, Thyroid disease

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