Japanese | |
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Title | 高比放射能197HgCl2による肺腫瘍の描出 |
Subtitle | ノート |
Authors | 福永仁夫*, 藤田透*, 滋野長平*, 森田陸司*, 鳥塚莞爾* |
Authors(kana) | |
Organization | *京都大学医学部放射線・核医学科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 7 |
Page | 947-951 |
Year/Month | 1981/8 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 67Ga-citrateが腫瘍親和性アイソトープとして臨床的に使用されて以来, 197HgCl2, 57Co-bleomycin, や99mTc-bleomycinや169Yb-citrateなどが次次に開発されてきた. 肺腫瘍への臨床応用には, 67Ga-citrateが最も広く使用され, その有用性と限界は確立した感がある. ところが, 197HgCl2に関しては, 一部の臨床家の精力的な研究にもかかわらず, 本邦ではあまり一般的に使用されていない. 今回, 著者らは肺腫瘍の描出に高比放射能の197HgCl2を使用する機会を得たので, その臨床的有用性を検討した. 「II. 対象および方法」原発性肺癌13例(腺癌6, 扁平上皮癌6, 小細胞癌1), 転移性肺癌5例(腎癌2, 乳癌1, 上咽頭癌1, 原発不明1), 縦隔腫瘍(神経鞘腫)1例および肺結核2例の計21例を対象に用いた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 197HgCl2, High Specific Radioactivity, Tumor-imaging Agent, Lung Tumor |