Japanese
Title新しい骨スキャン剤, 99mTc-Hydroxymethane Diphosphonate (HMDP) の臨床経験
Subtitleノート
Authors福永仁夫*, 藤田透*, 滋野長平*, 森田陸司*, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部放射線核医学科
Journal核医学
Volume18
Number6
Page863-867
Year/Month1981/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」骨シンチグラフィ用アイソトープとして, 1971年Subramanianらが99mTc標識リン酸化合物を発表して以来, 骨シンチグラフィは悪性腫瘍の骨転移の検出を初め, 原発性骨腫瘍の鑑別診断, 骨髄炎の経過観察, 代謝性骨疾患の骨代謝の評価, 骨折や骨移植の骨反応の観察など広く臨床に用いられ, 現在では骨疾患の診断および病態解明には必須の手段となっている. それと共に, 骨集積の高い, しかも血中消失の早い放射性医薬品の開発が精力的に進められ, 99mTc標識Polyphosphate, Pyrophosphate, Ethane-hydroxy-diphosphonate(EHDP)やMethylene-diphosphonate(MDP)が次々に製品化され臨床に用いられている. 特に99mTc-MDPは, その良好な骨集積性の点から多くの施設で使用されている. 最近, Diphosphonateの一種である新しい骨スキャン剤, 99mTc-Hydroxymethane Diphosphonate(HMDP)が開発され, 使用する機会を得たので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsBone Scan, 99mTc-hydroxymethane diphosphonate, 99mTc-HMDP

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