Japanese | |
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Title | 固相化抗体法に基づく血中ジゴキシン濃度測定の検討 - スパックジゴキシンキット - |
Subtitle | ノート |
Authors | 束原康文*, 田中鉄五郎*, 大和田憲司*, 待井一男*, 斉藤勝**, 内田立身*, 刈米重夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *福島県立医科大学第1内科, **RI研究室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 6 |
Page | 853-858 |
Year/Month | 1981/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」ジギタリス剤は, 1785年Wiliam Witheringが肝硬変症の腹水に対して利尿剤として用いて以来, 現在に至るまで, 心疾患の治療に広く用いられている. しかし, 200年にも及ぶ使用経験にもかかわらず, 至適投与量の決定には困難を伴うことが少なくない. 1967年, ButtlerおよびChenがジゴキシンに対する特異抗体の作成に成功し, 1969年, Smithらが, Radioimmunoassay(RIA)法による血中ジゴキシン濃度測定法を確立した. そしてその後, 測定方法がさらに改良されてきている. しかし, 初期のものは核種として3Hを用いた為, 汚染処理, 計測などの点で繁雑であった. その後, 125Iを使用するようになり, ジゴキシン濃度測定はより簡便なものになりつつある. 最近, 第一ラジオアイソトープ研究所より, さらに, 操作方法, 時間の点で改良されたスパックジゴキシンキットが出され, 我々もこのKitを使用する機会を得, 種々の検討を行ったので, その成績を報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Digoxin Radioimmunoassay, Solid Phase Method |