Japanese
TitleImmophase T3 RIA Kitの使用経験
Subtitleノート
Authors海瀬信子*, 海瀬和郎*, 吉田克己*, 貴田岡博史*, 深沢洋*, 山本蒔子*, 桜田俊郎*, 斉藤慎太郎*
Authors(kana)
Organization*東北大学医学部附属病院第二内科
Journal核医学
Volume18
Number4
Page541-546
Year/Month1981/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 血中triiodothyronine(T3)の測定は, その血中濃度が微量であるため繁雑な手抜を要し, 多数検体の処理は困難であった. しかし近年になりT3に特異的な抗体が作製され, radioimmunoassay(RIA)が開発されたことにより2, 臨床上に広くT3が測定される様になった. このRIAにはそのBoundとFree fraction(B.F)を分離するのに二抗体法, チャーコール法, ポリエチレングリコール法5および固相法など種々の方法がある. 今回我々は, T3結合蛋白とT3の結合阻害剤として8-anilino-1-naphthalene sulfonic acid(ANS)とThimerosalを用い, B.F分離には, 抗T3抗体を多孔性のガラス微粒子に化学的に結合させて用いる固相法によるT3のRIA kit(Immophase T3 RIA Test)を試用する機会を得たので, その基礎的ならびに臨床的検討について報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadioimmunoassay, Triiodothyronine hyperthyroidism, hypothyroidism

【全文PDF】