Japanese | |
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Title | Gamma Coat Total/Free T4ラジオイノムアッセイキットによる血清 "Free T4" の測定の意義 - 測定機序の検討および他の方法との比較 - |
Subtitle | ノート |
Authors | 浜田哲*, 今村理喜代**, 吉政康直* |
Authors(kana) | |
Organization | *天理よろづ相談所病院内分泌内科, **臨床病理部RI部門 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 4 |
Page | 521-531 |
Year/Month | 1981/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「はじめに」 血中のサイロキシン(T4)は大部分が血清T4結合蛋白と結合し, 正常人ではその0.03%が遊離型であるが, この遊離型T4(Free T4)が細胞内に入りホルモン作用を呈するとされている. 当初Free T4は, トレーサーT4を用いて平衡透析法あるいは限外濾過法により測定された % Free T4と, 血清総T4濃度との積で求められたが, 近年ラジオイノムアッセイ(RIA)により平衡透析外液中のFree T4が直接測定されるに至った. しかし, これらの従来の方法は煩雑で長時間を要し, また比較的多量の血清を必要とする. 最近, 微量(50μl)の血清を用いて, 短時間の操作で "遊離型T4" を測定するRIAキットが発売された. 本キットは, その操作法を変えるだけで, 濃度が5,000倍異なる血清総T4濃度を測定することができる特異な方法である. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Free Thyroxine, Radioimmunoassay, Equilibrium dialysis, Free Thyroxine index, Thyroid function test |