Japanese
Title深部静脈血栓用測定装置If-scanの使用経験
Subtitleノート
Authors大島統男*, 秋貞雅祥*
Authors(kana)
Organization*筑波大学臨床医学系放射線部
Journal核医学
Volume18
Number4
Page503-509
Year/Month1981/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「1. はじめに」 深部静脈血栓症の核医学による診断法としては, imageによる診断を目的とした99mTcO4-またはその標識化合物(MAA等)によるものと, 125I-fibrinogen uptake testとがある. 125I-fibrinogen uptake testは, 125Iのγ線エネルギーが低いため(0.035MeV)通常のレノグラム用ディテクターでは計数効率が悪く, またコリメータが大きすぎる等の点により測定上の問題があった. 今回, 125I専用の検出器とプローブを持ち, しかも持ち運びに便利なポータブル型の深部静脈血栓測定装置(If-scan米国Actus社製)を使用する経験を得たので, 報告する. 「対象および方法」 1979年6月から1980年2月迄に20例(男10例, 女10例)に検索を施行した. 内訳は下肢の腫脹および痛み10例, 播種性血管内凝固症候群(D.I.C)疑い10例である.
Practice臨床医学:一般
Keywords125I-fibrinogen, If-scan, Deep vein thrombosis

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