Japanese | |
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Title | 二回注入法とストレスデジタル肺血流像 |
Subtitle | ノート |
Authors | 田中健*, 広沢弘七郎*, 牧正子**, 日下部きよ子**, 山崎統四郎*** |
Authors(kana) | |
Organization | *日本心臓血圧研究所, **東京女子医科大学放射線科, ***放射線医学総合研究所 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 3 |
Page | 379-384 |
Year/Month | 1981/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」肺内血流分布の核医学的評価は最初放射性ガスを用いてなされ, 次いでmacroaggregated albumin(MAA)に放射性同位元素を標識して得られる肺血流像によって評価され得るようになった. 最近ではTc99m-MAAは主に肺梗塞の診断に利用され, 肺内血流分布の評価, 特に運動, 薬剤などによる変化の評価には放射性ガスが好んで用いられている. Tc99m-MAAによる肺血流像は注入時の状態を反映し, 画像記録は1〜2時間後でもよい. すなわち動的肺内血流分布を凍結し得るので, これによってさまざまな条件での肺内血流分布評価が可能となる. 著者らは, 肺内血流分布評価のためにDPI(digital perfusion images)を導入し, この僧帽弁疾患評価における有用性を既に発表した. 今回Tc99m-MAAの特性を活かし, 運動負荷前後の肺内血流分布変化を容易に評価するために, 2回注入法(two injection method)とstress-DPIを考案し有意義な結果を得たので, 本方法の原理, 精度, 鋭敏度等に関し報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Two injection method, stress-DPI (digital perfusion images), positive and negative volume effects |