Japanese |
Title | 固相法radioimmunoassayによる血中サイロキシンおよびトリヨードサイロニンの測定 - アマレックスT4, T3に関する検討 - |
Subtitle | ノート |
Authors | 小西淳二*, 高坂唯子**, 飯田泰啓*, 笠木寛治*, 池窪勝治*, 鳥塚莞爾* |
Authors(kana) | |
Organization | *京都大学医学部放射線核医学科, **京都大学医学部附属病院放射線部 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 3 |
Page | 371-378 |
Year/Month | 1981/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」血中サイロキシン(T4)およびトリヨードサイロニン(T3)の測定は甲状腺機能検査の中でも最も基本的なものとして広く行われている. T4の測定にはかつてcompetitive protein binding analysisが用いられたが, 特異性および簡便性にすぐれるradioimmunoassay(RIA)の出現により, 今日ではT3とともにRIAによる測定が一般的となっている. RIAにおいてはbound(B)とfree(F)の分離法が測定の精度, 再現性に大きな影響を与える要因であるとともに, その操作の簡便性を左右する重要な因子であり, 今日まで種々の改良工夫が行われている. 今回, ラテックスの微粒子に抗体を結合させた固相法RIAであるアマレックスT4およびアマレックスT3キット(RCC製, 科研化学)を使用する機会を得たので, 若干の基礎的検討を行うとともに, 臨床例での測定および他法との比較検討を行った成績を報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Solid phase radioimmunoassay Thyroxine Triiodothyronine |