Japanese
Title試験管固相法による血中DigoxinのRadioimmunoassay - スパック・ジゴキシン・キットに関する, 基礎的ならびに臨床的検討 -
Subtitleノート
Authors森田俊孝*, 福地稔*, 永井清保*
Authors(kana)
Organization*兵庫医科大学病院RIセンター診療部
Journal核医学
Volume18
Number3
Page353-360
Year/Month1981/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」ジギタリス剤が心不全の治療に広く活用されるようになってから, 多くの人命が救われるようになった. ジギタリス配糖体および類似薬としては, digoxin, digitoxin, deslanoside, lanatoside C, strophantin G, proscillaridinなどが知られている. このうちdigoxinは, 腸管からの吸収および排泄がdigitoxinとstrophantinの中間に位置し, 臨床的にも広く活用されている. ジギタリス剤は, 有効血中濃度と中毒発現濃度とがきわめて近接し, さらに吸収率や維持時間が, 薬剤個有の性状以外に個体差により左右されるため, 適確に投与することは必ずしも容易ではなかった. 一方, 血中微量物質の測定法として, radioimmunoassayが広く普及するようになり, ジギタリス剤の血中濃度の測定にも応用されるまでになった. ところが, 初期には3Hで標識した方法が主流であったが, 標識技術の進歩に伴い125Iでの標識も可能となり, 臨床的にも広く関心が向けられるようになった.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadioimmunoassay, Digoxin, Antibody-coated tube

【全文PDF】